エンディングノートで思いを確実に伝える!記載内容や入手方法を解説

「エンディングノートってどんなことを書くんだろう」
「どこへ行けばエンディングノートって手に入るの?

何を基準に選べばいいのかなあ」

エンディングノートの作成をお考えの方の中には、このように記載内容や入手方法などがわからずお悩みの方もいるでしょう。

そこで今回の記事では、エンディングノートの記載内容や入手方法などを解説しますので、ぜひご覧ください。

エンディングノートとは自分の思いや情報を書き残すノート

エンディングノートは自分が亡くなったときに備えて、思いや情報を書き残すノートです。

事前にエンディングノートを書き残しておくことで、自分の死後に家族が困ることなく葬式の手配や銀行口座の手続きなどを進められます。

では実際のところ、エンディングノートを作成している人はどのくらいいるのでしょうか。

以下はベンチャーサポート相続税理士法人が、「終活の準備状況」に関する実態調査を実施したときの、エンディングノート作成状況における調査結果です。

参考:ベンチャーサポート相続税理士法人「介護を受けていない70歳以上の男女の91.8%が、「エンディングノートを作成していない」と回答」

グラフを見ておわかりいただけるように、介護を受けていない70代以上の人の9割以上が、エンディングノートを作成していません。

エンディングノートは、自分に万が一のことが起こったとき、残された家族が困らないように備えておくための手段のひとつです。書き記しておくことで、家族の負担や不安を減らす助けとなります。

次の章からはエンディングノートがどのようなものなのか、より具体的にお伝えしていきますので見ていきましょう。

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートと遺言書は同じように自身が亡くなったときに意思を伝えるものなので、混同してしまう方もいるかもしれません。

しかしエンディングノートと遺言書には、以下のような違いがあります。

エンディングノート遺言書
法的効力なしあり
書き方自由所定の形式
内容自由財産の相続方法
作成費用数百円~数千円数百円~数万円
閲覧できるタイミングいつでも死後

エンディングノートは法的効力がないものの遺言書よりも自由度が高く、どのような書き方で何を書いてもかまいません

閲覧するタイミングもエンディングノートなら死後に限らず生前に家族と一緒に確認できるので、意思の共有も可能です。一方遺言書は法による強制力をもっており、決まった形式で書く必要があります。

さらに財産の相続方法について書かれていなければ効力を発揮せず、遺言書の種類によっては数万円かかります。
エンディングノートと遺言書は似ているようで多くの違いがあります。ご自身に合った目的に応じて使い分けましょう。

エンディングノートをなぜ書くのか?

エンディングノートを書く理由は、大きく3つです。

  • 現状を把握できる
  • 自身の意志を伝えられる
  • 家族の負担を軽減できる

エンディングノートを書くことで、現在の資産状況を把握しながら自分の考えをまとめられます。

葬式やお墓、知人への連絡などの意向もまとめておけば、自身が意思表示できなくなったときに備えられるので、安心です。

また自分自身だけでなく、家族にとってもエンディングノートは安心材料となります

銀行口座や生命保険などの手続きに関して記載しておけば、自分の死後でも家族が迷うことなくスムーズに動けるでしょう。

家族が亡くなると「だれに連絡したらいいのだろう」「あの書類はどこにあるのかな」などと悩むことも少なくありませんが、エンディングノートに記載しておくと滞りなく対処できます。

エンディングノートの作成は自分にはもちろん、家族にとってもメリットは大きいので、年齢に関係なく書き始めることをおすすめします。

エンディングノートに何を書く?書いておきたい9項目

エンディングノートに書く内容は自由ですが、一般的には以下のような9項目を最低限書いておくと自身の意思を伝えながら、家族の負担を減らせます。

エンディングノートに書くべき項目
個人情報氏名 生年月日 現住所 本籍地 血液型 アレルギー 持病の有無 常用薬 身分証明書の保管場所
資産・財産預貯金 有価証券 不動産 保険情報 自動車 クレジットカード ローン
保険情報保険会社 商品名 保険証券の置き場所
葬儀・お墓葬儀の実施の有無や規模、方法など 希望する埋葬方法やお墓の費用、デザインなど
万一のときに備えた連絡先友人・知人 職場・取引先 習いごと 参加している協会・団体
医療・介護の要望緩和治療や延命処置の希望 介護施設もしくは自宅での介護の希望
ペット名前 種類 予防接種 かかりつけの病院 食事の回数や量、食べ物 散歩について アレルギー 薬 注意点 今後の取り扱いや引取先
デジタルデータ携帯電話やパソコンのログイン情報 写真や動画などの保存先 メールやSNSなどの情報 オンラインの有料サービスの契約状況
家族や友人へのメッセージ伝えたい言葉 感謝のメッセージ

エンディングノートには自身が亡くなったときの手続きに必要な個人情報や資産、保険などの情報を書いておくと、家族がいざというときに困ることなく、手続きを進められます。

医療・介護の要望があれば長期入院や介護が必要になっても、希望する方法で治療を受けられるため安心です。また意思疎通ができなくなると、直接感謝の気持ちを伝える機会が失われます。

伝えたい言葉や感謝のメッセージを書いておくと人生を振り返りながら心の整理ができ、残された人にとっても前向きな気持ちで悲しみを乗り越える助けになります。

エンディングノートへ書く内容に決まりはありませんが、このような9項目を参考に自分が伝えたいことを記載しましょう。

エンディングノートはどこで手に入る?

エンディングノートをいざ書こうと思ったとき、どこで手に入れたらいいのか悩んでしまう方もいるかもしれません。

簡易なものであれば一般的に、以下のような場所からエンディングノートを入手できます。

市役所

市役所によってはエンディングノートを無料で配布しており、以下のような項目を記載できます。

  • 基本情報(個人情報、年金・保険情報、財産情報など)
  • 親戚・友人リスト
  • 介護・医療の希望
  • 葬儀・お墓の希望
  • 大切な人へのメッセージ

市役所のエンディングノートは30ページほどで、多くのものが要点を絞った項目数となっています。
冊子になっているタイプもあればPDFで配布している場合もあるので、お住まいの市役所へ問い合わせてみてください。

100円ショップ

100円ショップの中には、エンディングノートを取り扱っているところがあります。

内容は取り扱う100円ショップによって異なり、市役所のように要点を絞りながら少ないページ数で必要項目を網羅しているタイプや、「自分について」「お金のことについて」など、項目が1冊ずつ分かれているタイプがあります。

エンディングノートを持っていても、書けない人が多い?

実は多くの人がエンディングノートを手に入れても、なかなか書けない傾向にあります

エンディングノートは市役所や100円ショップなどで簡単に入手できるため、手元に置くだけで安心してしまい、「いつか書けばいい」と放置するケースや、一度書いてもそのまま見直さないままになっているケースがよくあります。

エンディングノートを書けない理由は人によってさまざまです。中には5冊も持っているのに、どれも書けていない人もいるほどです。理由としては以下のようなものがあります。

  • エンディングノートを書くモチベーションが続かない
  • 自分にはまだ必要ないと感じている
  • 締め切りがあるものではないため先延ばしにしている
  • 自分や親の死をまだ意識したくない
  • エンディングノートを書こうと思うと気分が暗くなってしまう
  • 一人で書くのは難しい

エンディングノートを書くには心理的な抵抗感があるだけでなく、「何を書けばいいのかわからない」「資料や情報を集めるのが面倒」などの課題もあり、一人で始めるのが難しく、途中で諦めてしまう人も多いようです。

大分みらい信用金庫のエンディングノート

大分みらい信用金庫では、独自のエンディングノート『わたしの安心ノート』をご用意しています。

『わたしの安心ノート』は、基本情報に加え、医療や資産、葬儀など終活に必要な情報を網羅した一冊。市役所や100円ショップで手に入る一般的なノートとは異なり、「本当に必要な項目は何か」を専門的に研究して作成しました。

「書き方講座」で専門スタッフが丁寧にサポートするため、「一人では何を書けばよいか分からない」という方も安心して取り組める仕組みになっています。

特徴は、財産や相続の情報だけでなく、日常生活や医療・介護の希望、家族への思いや願いなど、細かな配慮がされている点。バインダー形式で自由にページを差し替えできるため、状況や家庭の事情に応じて内容を柔軟に調整できます。

エンディングノートや終活のご相談は大分みらい信用金庫へ

今回はエンディングノートについて概要からメリット、入手方法までお伝えしました。

エンディングノートは年齢がある程度高くなってから書くイメージですが、年齢を問わず用意しておくことで、いざというときに自分も家族も悩まずに過ごせます。

ぜひあなたの意向や情報、家族への思いをまとめたエンディングノートを用意しましょう。

大分みらい信用金庫のみらいハートプラザでは、専門スタッフが個室ブースでお客様と向き合い、一人ひとりに寄り添ったオーダーメイドの終活をご提案をさせていただきます。

エンディングノートの書き方や終活についてお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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